くい打ち丸®

 くい打ち丸は、くい丸を打ち込む際に頭部を保護する目的で使用する、打込みキャップの総称です。
 くい打ち丸には、カケヤを使用して打込む際に使用する「手打ちキャップ」・道路工事等で使われる電動ハツリ機を使用する「電動ブレーカーキャップ」・CB-20等を使用する「エアブレーカーキャップ」・東空製の油圧ブレーカーを使用する「油圧ブレーカーキャップ」・バックホーの油圧ユニットに取り付けて使用する「バックホーキャップ」がラインナップされています。

テーパータイプとストレートタイプ

手打ちキャップ断面図  くい打ち丸には、テーパータイプのものとストレートタイプのもの、2種類のキャップがあります。いずれもくい丸専用の施工器具としてお使い頂けます。  テーパータイプのくい打ち丸は、キャップを差し込んだときのくい丸との隙間が少なく、少ないガタ付きでより安全に施工することが出来ます。材質はS45C材もしくはクロムモリブデン鋼で、非常に強度が高い製品です。ストレートタイプよりも新型の製品で、材質や打込みやすさが特徴で、価格は安いのが特徴です。  ストレートタイプのくい打ち丸は、旧型の製品で構造がシンプルな特徴があります。切断パイプが少ない隙間ながらも入る内径49.5mmの設計ですが、あくまでくい丸専用の打込みキャップとなっています。

ラインナップ

製品名タイプ概要適合機種重量
くい打ち丸®
手打ちテーパーキャップ
テーパー くい打ち丸手打ちテーパーキャップ・くい打ち丸手打ちキャップ(ストレート)は、くい丸をハンマーやカケヤで打込む際に頭部を保護する為に使用する打込み専用のキャップです。 1.10
くい打ち丸®
手打ちキャップ
ストレート 0.98
くい打ち丸®
電動ブレーカーテーパーキャップ
テーパー マキタ製・日立製・リョービ製の電動ブレーカー(ハツリ機)と組み合わせて使用する打込みキャップです。電動ブレーカーは電気の使用が出来る場所では延長コードを使用して施工できる他、小型発電機と組み合わせて、効率の良いくい打ち作業が可能です。
マキタ
HM1500・HM1317C・8900N・8600S・HM1301・HM1302・HM1303・HM1304
日立工機
H65SB3・PH-65A・H65SA・H65SB・H65SB2・H70SA
リョービ
CH-500・CH-500NA
※六角シャンク対辺30mmのブレーカーに対応
2.40
くい打ち丸®
電動ブレーカーキャップ
ストレート 2.40
くい打ち丸®
エアブレーカーテーパーキャップ
(30Ø)
テーパー エアブレーカーキャップはCB-20やCB-10等のエアブレーカーと組み合わせて使用できます。エアコンプレッサーを使用して効率的に施工できます。
東空
TCB-200・TCB-200SV [CB-20]
1.80
くい打ち丸®
エアブレーカーキャップ
(30Ø)
ストレート 1.80
くい打ち丸®
エアブレーカーテーパーキャップ
(26Ø)
テーパー
東空
TCA-7・TCA-7V・TCB-130B・TCB-130BAV・G9・G9S [CB-10・CB-15・CA-7]
1.80
くい打ち丸®
エアブレーカーキャップ
(26Ø)
ストレート 1.80
くい打ち丸®
油圧ブレーカーキャップ
テーパー 油圧ブレーカーキャップは丸善工業製の油圧ブレーカーと組み合わせて使用できます。高い打ち込み力を発揮することができます。
丸善工業
KH-180・KH-240V
※カタログ19-17には記載がありませんが、KH-240Vにも適合します。
2.90
くい打ち丸®
バックホーキャップ
(Tタイプ)
テーパー バックホーキャップを取り付けて施工することで、コンプライアンスに配慮しながら、安全で効率の良い施工が可能です。パワフルなバックホーで圧倒的な打ち込み性能。油圧ブレーカーの機種に合わせた3種類のタイプがあります。
東空
TNB-3M・TNB-2E
7.50
くい打ち丸®
バックホーキャップ
(Fタイプ)
古河ロックドリル
Fx35・F3
6.10
くい打ち丸®
バックホーキャップ
(Nタイプ)
日本ニューマチック工業
PH-2・GH-2・E-203
※カタログ19-18には記載がありませんが、PH-2にも適合します。
11.30

打ち込み動画